「仕事しかなかった」30代後半・年収1,200万の製薬MRふみさんが海外輸出で見つけた“人生の新しい入口”とは?【TEKO独占インタビュー】
ふみさん
海外輸出コース5期生
年収1,200万でも「ずっとモヤモヤ」——製薬MRが副業を志した理由
ふみさんは30代後半。製薬企業のMR(医薬情報担当者)として、ドクターや薬剤師に対する営業を行っている。ジェネリックメーカー、アストラゼネカを経て、現在は3社目となるリジェネロンに在籍。転職のたびに年収は上がり、手当込みで1,200万円を超える水準に達している。
それでも副業に向かった理由は、収入の不足ではなかった。「何かずっとモヤモヤしている」という感覚が最大の動機だったという。お金はそこそこ入ってくる。でも何もしないのか——妻も子どもいて、ライフステージが変わるなかで、自分の力で稼ぐ喜びや世界観の変化を求めていた。
Amazon、中国輸入、YouTube……挫折の先にあった海外輸出
副業への挑戦は、TEKOが初めてではない。過去にはAmazon販売や中国輸入、YouTube動画制作にも取り組んだが、どれも長続きしなかった。一人だけでは限界がある——そう感じていたとき、同じMR業界の人がSNSで発信しているのを見つけた。
それまでは国内売買しか選択肢が見えていなかったなかで、海外輸出という概念に初めて触れ、面白さを感じたのが入会のきっかけだった。TEKO 5期生として参加したのは2025年の夏。妻の協力と外注を活用しながら出品規模を拡大し、現在は約500品を回す体制を築いている。
7千円の関税未払いで、1億円の不動産が消えた
ふみさんは海外輸出だけでなく不動産にも強い関心があり、TEKO入会前から大家の会に参加するなど準備を進めていた。1棟目として1億円の物件を狙い、仮審査も通過、書類も全て提出し、法人登記まで完了。契約は目の前だった。
ところが、海外輸出を始めた時期に作ったクレジットカードの管理漏れが発覚する。カードをまとめる際に一つだけ移行し忘れた登録があり、返品時の輸入関税7千円が未払いのまま放置されていた。督促はウェブ上だけだったため気づかず、信用情報に傷がついて融資が止まった。7千円で1億円の物件が消えた——小さな見落としが大きな機会損失につながる、象徴的なエピソードだ。
妻との共同作業が生んだ、事業としての副業
副業を始めた当初、奥さんは心配していた。それでも始めた後は梱包発送や出品作業を手伝うようになり、夫婦で同じ話題を持てるようになったという。帰宅しても仕事の話をするわけでもなかった日々が、「今日どうだった」と自然に会話が生まれる関係へ変わった。
外注も活用し、自分はリサーチと仕入れに集中、出品作業や写真撮影は任せる分業体制を構築している。単なる副収入づくりではなく、外注も人を雇い、奥さんにも協力してもらっている以上、ちゃんと事業にしたいという意識が明確に育っている。
「歯車の一つ」から「自分がマスター」へ——本業依存度が下がった先にあるもの
TEKOに入ってから、本業への依存度が下がった。仕事量を変えたわけではない。ただ、別の入口を持つことで視野が広がり、以前のように「仕事にしがみつく」感覚がなくなったという。評価や出世への執着が薄まり、自分のやりたい仕事の仕方を選べるようになった。
顧客に怒られたり上司に注意されたりしたときのダメージも、収入源が分散されているぶん軽くなった。「自分の人生を少しハンドリングしている感覚」——歯車の一つだった自分が、事業者として自分がマスターになっていくような感覚があると語る。サラリーマンの仕事の悩みが、すごく軽くなったという。
「価値観は絶対変わる」——入会を迷う人に向けて
もしこの10カ月間、何もしていなかったら? ふみさんの答えは明快だった。おそらく奥さんとドラマを見ながら、ずっとモヤモヤしていたと思う。今うまくいっていないこともあるが、動いていてうまくいっていないのと、何もしないでぼやっとしているのとではまったく違う。
TEKOのコミュニティにはハイスペックな人たちが集まっていて、製薬業界の同じような人たちだけでは得られない刺激がある。入会を迷っている人に対しては、「やらないで悩むくらいだったら、やってみて考えたらいい」と語る。人生が変わるかどうかはその人自身。けれど、価値観は絶対に変わる——ポジティブに。
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