年収850万円30代大手IT会社勤務「自分で稼ぐ経験をしてみたい」と語るPayさんの本業×複業の人生総取り戦略とは【TEKO独占インタビュー】
Payさん
海外輸出コース2期生 / 不動産コース
広告からITへ、残る価値をつくる側へ
Payさんは30代半ば。現在は大手IT企業で、街を便利にする仕組みに関わっている。1社目は広告業界で、自分のアイデアで世の中に話題を作ることに面白さを感じ、6年ほど働いた。
ただ、話題になった広告も3か月後には忘れられてしまう。その虚しさから、導入された後も半永続的に価値を出し続けるITプロダクトに惹かれた。転職の背景には、より手触りのある価値提供をしたいという感覚があった。短期の話題ではなく、日常の中で使われ続けるものに関わりたいという移動だった。
育児休暇の前に、稼ぐ経験へ腹を括った
本業に大きな不満があったわけではない。むしろ仕事は面白い。それでも、数年続けるとルーティン化し、新しいことに挑戦したい気持ちが強くなっていた。
PayさんがTEKOに入ったのは、育児休暇に入るタイミングだった。まとまった時間を取れる瞬間に、無料情報を眺めるだけで終わらせず、あえてお金を払って環境を作る。過去にブログが続かなかった経験もあり、ここで行かないといつ行くのかという判断だった。家族が増える時期だからこそ、収入の作り方にも向き合う必要があった。
初月50円から、月30万〜40万円の手応えへ
海外物販の最初の実績は、初月50円だった。そこから3か月目に30万円まで伸びるが、大谷翔平関連の市況に乗った一時的な伸びでもあった。その後は20万円前後で推移し、半年を過ぎてから30万〜40万円の水準に乗っていく。
一方で、外部環境の影響も受けた。関税の影響で10万円を切る時期もあり、目標にしていた50万円や100万円にはまだ届いていない。それでも、1年以上続けて事業を回した経験は、数字以上に大きい。伸びた月も落ちた月も自分で受け止めることで、売上を作ることの不安定さと面白さを知った。
事業者の目線が、本業の見え方を変えた
Payさんが最も変化を感じているのは、事業者としての当事者意識だ。会社員はミスをしても給料が入るが、自分の事業では損失がそのまま返ってくる。実際にやる人とやらない人の差を、身体感覚として知った。
その結果、本業での人の見え方も変わった。形だけ動いている人と、本当に自分事として考えている人の差が見えるようになった。外注管理やレクチャー動画の使い方など、副業で得た知見が会社の業務改善にもつながっている。人を雇う側のリスクを知ったことで、経営層や役職者への見方も以前より立体的になった。
会社員のまま、選択肢を増やしていく
Payさんの話は、本業を捨てるための副業ではない。本業の土台を持ちながら、自分で稼ぐ経験を積み、会社だけに依存しない感覚を手に入れていく過程だ。年収850万円の会社員であっても、自分の意思で収入を作る経験は別物として残る。その経験が、次の挑戦へ移る時の判断材料にもなる。
稼げるかどうかだけで判断すると、最初の50円は小さく見える。しかし、そこから見える世界が変わり、人の見え方も、仕事への向き合い方も変わった。興味があるなら、結果が出る前から一度飛び込んでみる価値があるとPayさんは語っている。環境へ先に入ることは、覚悟を外側から支える仕組みでもある。
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