「自分たちZ世代の未来は明るくない」新卒2年目ITコンサルのないべいさんが語る『本業×複業』で得た確実な人生設計とは?【TEKO独占インタビュー】
ないべいさん
海外輸出コース2期生
Z世代の不安は、若さだけでは消えなかった
ないべいさんは、23歳の新卒2年目で、欧州系のITコンサルティングファームに勤めている。クラウド導入のマネジメントに関わり、ヨーロッパや北米のクライアントとの英語ミーティングも多い。本業年収は600万円見込み。年齢を考えれば、かなり強いキャリアの入口に立っている。
それでも、ないべいさんは社会人になる前からお金への不安を持っていた。高年収の会社員でも生活が苦しいと語るインタビューを見て、「会社に入れば安心」という感覚を持てなかった。若いから不安がないのではなく、若いからこそ先の長さが見える。その危機感が、会社の外で稼ぐ力を持ちたいという動機になった。
外資ITコンサルでも、30歳以降の人生設計は別問題だった
ないべいさんは、大学時代に30カ国以上を旅したバックパッカーでもある。立命館大学の国際関係学部で英語を使い、海外の現地の人と話すことにも積極的だった。その好奇心は、就職後も人生設計の中に残っている。
目標は、20代で経済基盤を整え、30歳以降に193カ国を巡ること。そして、将来的には大衆銭湯の経営も視野に入れている。外資ITコンサルという本業は強いが、それだけでこの構想が実現するわけではない。会社員としての収入と、個人として作る収益。この両方を持つ必要があった。
貯金を叩いて入ったTEKOで、小さな事業を始めた
ないべいさんは、もともとTEKOの1期に関心を持っていた。ただ、当時は学生で資金が足りず参加できなかった。その後、社会人になって貯金を作り、2期で参加する。若い読者にとって、この意思決定はかなり現実的だ。余裕があったから入ったのではなく、将来の選択肢を作るために手元資金を投じた。
海外輸出を選んだ理由も、派手な副業だからではない。安く仕入れて高く売るという商売の基本があり、ネット上で完結しやすく、会社員でも小さく始められる。起業という大きな言葉ではなく、まずは副業レベルの小さなビジネスから始める。その順番が、ないべいさんにとって自然だった。
海外輸出は、世界を見てきた彼にとって現実的な入口だった
実績は少しずつ伸びていった。2024年7月頃から準備を始め、8月に利益2万円、10月に10万円超、年内には20万円水準が見えた。2025年に入ってからは20万〜40万円、5月以降は60万〜80万円台まで伸び、直近では70万円水準に届いている。
海外輸出は、ないべいさんの海外志向とも相性がよかった。もちろん、英語ができるだけで成果が出るわけではない。朝の顧客対応、外注チェック、本業後のリサーチ、夜遅くまでの作業がある。それでも、世界とつながる仕事を自分の手元に持つ感覚は、将来の生き方ともつながっている。
月70万円水準の先に、旅と事業の構想が見えている
ないべいさんの話で重要なのは、月利だけではない。若くして一定の収益を作ったことで、30歳以降の構想が少しずつ現実味を持ち始めている点だ。193カ国を巡ることも、銭湯経営も、ただの夢ではなく、資金と時間の設計があって初めて近づいていく。
本業は本業として働きながら、会社の外に小さな事業を持つ。早いうちにその感覚を持てたことは、ないべいさんにとって大きい。若さは、焦りの理由にもなるが、積み上げる時間が長いという強みにもなる。
TEKO読者への示唆
ないべいさんの話は、若くして副業で成果を出した話としてだけ読むと浅くなる。本質は、強い会社に入っても将来の不安は消えず、自分で作れる収益の柱が必要だと早く気づいた点にある。
本業を軽く見る必要はない。むしろ、本業で鍛えた処理能力や英語力、時間管理を使いながら、会社の外に小さな事業を作る。ないべいさんのインタビューは、若いハイキャリア層が人生設計を自分の手元に取り戻すための、かなり具体的な入口を見せてくれる。
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