「将来、子どもに我慢はさせたくない」30代前半年収650万円製薬会社勤務くるみさんが語る子育てとキャリアの両立とは【TEKO独占インタビュー】

くるみさん

30代前半製薬会社勤務年収650万

海外輸出コース2期生 / 不動産コース

薬学部卒・治験業界一筋のキャリアと、外資系転職という選択

くるみさんは薬学部を卒業し、薬剤師免許を取得している。しかし目の前の患者に向き合う薬剤師ではなく、「薬を作る側」で、より大きな影響力のある仕事がしたいと考え、新卒から治験業界に身を置いてきた。病院を訪問して医師に治験の説明をしたり、カルテを確認して試験の適正な進行を監視する——毎週どこかへ出張する忙しい現場だった。

転機はコロナ禍。在宅勤務を一切認めない職場方針に疑問を覚え、外資系の同業他社へ転職した。現在は治験関連の書類作成・管理を担う部門で、週1回程度の任意出社。年収は650万円前後。出張の多い前部署であればもう少し上を見込めたが、子育てとの両立を優先し、働きやすさとのバランスを自ら選び取った形だ。

独学の壁と、友人の実演がつないだ「点と点」

本業一本では収入の天井が見えている。漠然と副業の必要性は感じていたものの、動画編集やブログなど手を出しては収益化の道筋が見えず、途中でやめることを繰り返していた。そんな折、友人とのランチで「海外輸出をコンサルを受けながらやっている」という話を聞く。製薬業界のSNSで元MRが海外物販で成果を出しているアカウントをなんとなく見知っていたこともあり、点と点がつながった感覚だったという。

翌日には友人の自宅を訪ね、リサーチ画面の実演まで見せてもらった。まずはnoteを購入し独学で開始。古物商届の提出や初期設定を自力で済ませ、2〜3ヶ月目で月利2〜3万円には到達したが、海外取引特有のトラブル対応を無料情報だけでしのぐ限界を感じ、友人の後押しもあってTEKOへの入会を決めた。

粗利10万円の停滞期を抜けるまでの1年間

入会後の最初の1年間は、粗利10万円前後を行ったり来たりする伸び悩みの時期が続いた。外注スタッフを入れても、外注費がかさみ手残りが変わらない。2期生の仲間が次々と実績を残していく中で「何が違うのだろう」と悔しさを抱えながら、それでも「1年は絶対にやり切る」と決めた約束を支えに手を止めなかった。

1年を過ぎた頃に粗利は20万円台に到達。さらにトレーディングカードの有在庫コースへ参加し、無在庫面は外注に任せて自身は有在庫に集中する体制を築いたところ、相場の追い風もあり、直近1〜2ヶ月の粗利は50万円を超えるラインまで伸びた。育休中に子どもの昼寝の1〜2時間と寝かしつけ後の夜間だけで積み上げた数字だ。

夫の協力と、「一人だったら続けられなかった」という実感

くるみさんの夫も海外輸出に協力的で、時間があればリサーチや仕入れを手伝い、外注スタッフとの面談時には子どもを連れ出してくれる。noteを買った当初から二人で画面を見ながら試行錯誤してきた間柄だ。TEKO入会時には金額の大きさに「本当に大丈夫?騙されてない?」と心配されたが、友人がすでに成果を出している事実を伝えて納得してもらった。

コミュニティの存在も大きい。一人であれば伸び悩んだ時点でやめていたと振り返る。Discordでの日々の報告やトレーディングカードコースのLINEグループで「今日何を仕入れた」「こんな結果が出た」と共有し合う空気が、先行投資へのマインドブロックを外す助けになった。困ったときに情報を出し合える関係が自然にできている環境は、独学では得られなかったものだという。

子どもに「お金を理由に我慢させない」ための準備期間

復職を控え、これまでと同じペースでの稼働は難しくなる。それでも外注体制という土台はすでにあり、細々とでも続ける意志は揺らいでいない。加えて不動産コースにも参加しており、年度内に最初の一歩を踏み出すことを目標にしている。明確な金額目標があるわけではなく、むしろ「必要な時にお金が理由で選択肢を狭めない状態」を作っておきたいという考え方だ。

本業一本の時代は、毎月決まった給与の枠内でやりくりするしかなかった。今は「副業でこれだけ稼げたら買おう」と目標を設定しながら動ける。子どもはまだ1歳で習い事の場面には至っていないが、将来やりたいことが出てきた時にお金を理由に我慢させたくない——その一心が、育休中の限られた時間を副業に充て続けた原動力だった。今はその「いつか来るタイミング」に備える準備期間だと、くるみさんは静かに語った。

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