年収1400万20代半導体メーカー営業職「妻も私も欲深いので」てぃーひろさんが語る人生総取り戦略とは【TEKO独占インタビュー】

てぃーひろさん

20代半導体メーカー営業職年収1,400万

海外輸出コース1期生 / 不動産コース

転職で年収を上げても満たされなかった「欲深さ」

新卒で入社した大手総合電機メーカーでは、残業代を含めても手取り30万円に届かない月が続いた。2年目で結婚した妻からは「もっと稼げよ」と率直に言われ、コロナ禍で仕事が激減する中、3年目で半導体業界への転職を決断する。業界水準の高さもあり、20代後半で年収1400万円に到達した。周囲から見れば十分な数字だが、てぃーひろさんの中では「ここがゴール」という感覚にはならなかった。

妻と将来について話すたびに、旅行や子供へのサポート、まだ見ぬ体験への投資など、やりたいことが次々と浮かぶ。35歳で1700万円程度が見込まれる一方、その先の伸びしろは限定的だと分かっていた。「私も妻も欲深い人間なので」と笑いながら語る姿には、現状への不満ではなく、もっと広い選択肢を手にしたいという前向きな貪欲さがにじんでいた。本業の天井が見えたからこそ、別の収入源を作るという判断は自然な帰結だった。

「一人では成果を出せない」という冷静な自己分析

副業への興味はあったが、てぃーひろさんには一つの確信があった。幼少期から何かを達成するまでに時間がかかり、周囲のサポートを受けながら積み上げてきた自覚がある。一人でガツガツ突き進むスタイルは自分には合わない。その客観的な自己分析が、コミュニティに身を置くという選択につながった。

入会を決めたのは面談よりも前だった。Xでの発信を転職後からフォローし続け、リスクも含めて誠実に語る解像度の高さに「ただ者ではない」と感じていた。最悪のケースを想定しても「ボーナスで賄える」と覚悟を決め、直感を信じて飛び込んだ。慎重派を自認するてぃーひろさんが、面談前にすでに支払いを決意していたという事実は、情報収集と自己理解を積み重ねた末の判断だったことを示している。

停滞した1年目と、年始に切り替えた2年目

海外物販を始めた1年目は、月利5万円からのスタートだった。10万円前後を行ったり来たりする日々が続き、子供の誕生も重なって副業との向き合い方に迷いが生じた。出張の多い本業と育児の合間を縫っての作業は、なかなかリズムが掴めなかった。波に乗れないまま時間だけが過ぎていく焦りを、てぃーひろさんは正直に振り返る。

転機は2025年の年明けだった。「このままでは何も得られない」と自己内省し、生活リズムを根本から組み立て直した。朝は海外輸出の状況確認、日中は本業の出張や営業、移動中にリサーチやチャット対応、夜は1時から2時まで副業に充てる。その結果、最高月利30万円を達成した。誰かに言われたわけではなく、自分の中で区切りをつけたことが行動を変えた。貴重な環境にいるのに「なんとなく」で過ごしていた自分への反省が、本気のスイッチを入れた。

「井の中の蛙だった」と気づいた瞬間

てぃーひろさんは、それまでの人生で所属するコミュニティの中では常に目立つ側にいた。生徒会長やキャプテンを務め、地元の愛知から東京の大学に進学するのも珍しい存在だった。だからこそ、新しいコミュニティに入っても「自分は結構いけてる方になるんじゃないか」と内心では思っていたと、恥ずかしそうに打ち明ける。

しかし実際に多様なメンバーと交流する中で、「なんて自分は小さい男だったんだ」と痛感した。普通に生きていれば出会わなかったであろう人たち、気づくことすらなかった世界がそこにはあった。この経験が自分の中のマインドブロックを崩してくれたと語る。過去の成功体験に基づく自信は、新しい環境の中で謙虚さへと変わり、それが次の成長の土台になった。

「副業」から「自分の事業」へ変わった責任感

コミュニティの他のメンバーが月報やSNSで見せる姿勢に、てぃーひろさんは影響を受けた。ただお金を稼いでいるのではなく、責任感と覚悟を持って取り組んでいる人たちの存在が、自分の意識を変えた。2年目に入ってからは、副業ではなく「自分の事業」として責任を持って拡大していく気持ちで取り組むようになった。サラリーマンだけでは得られなかった感覚だった。

不動産投資にも並行して挑戦しており、月に2〜3件の物件を下見して買い付けまで進めるが、融資の壁に何度もぶつかっている。それでも物販でキャッシュを積み上げながら信用を構築し続けている。激務と育児の合間に副業を回す生活は決して楽ではないが、「慣れました。機嫌よくやれています」と穏やかに語るてぃーひろさんの言葉には、覚悟を決めた人間の静かな強さがあった。

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