年収850万30代中盤大手生保マーケ職「本業も副業も事業も全部やればいい」hiraiさんが語るキャリアプランとは【TEKO独占インタビュー】
hiraiさん
海外輸出コース3期生 / 不動産コース
大手生保マーケターが「副業」を選んだ理由
国内大手の生命保険会社に新卒で入社し、地方での個人営業を5年間経験した。飛び込み営業の非効率さに疑問を持ち、異動届に「もっと効率よく人を集めれば、わざわざ飛び込み営業をする必要はない」と書いて熱弁したところ、ちょうど新設されるマーケティング部門の立ち上げメンバーに抜擢された。以来約10年、ネット広告やテレビCMを活用した集客導線の設計に携わり、年収は850万円に達している。
しかし本人の視線は、本業の先にあった。「転職しても働くこと自体は終わらない。65歳まで働きたくなかった」。年収を少し上げるために転職するよりも、労働以外の収益源を育てるほうが合理的だと考えた。完全在宅でできること、外注化できること。この2つの条件を満たす副業として物販を選び、再現性の高さとハイキャリア層が集まるコミュニティの希少性に惹かれてTEKOに加入した。
入れ子構造のコミュニティを見抜いた目
副業への関心は新卒時代にまで遡る。最初に入ったのは情報商材系のスクールだった。コピーライティングやLP制作など基礎スキルは身についたが、その先に待っていたのは「コミュニティに人を入れることが儲け」という入れ子構造だった。入会金30万円で、紹介すれば20万円バック。本質的な価値提供ではなく、勧誘が収益の着地点になる仕組みに違和感を覚え、早々に撤退した。
その後、動画編集スクールで技術を学び、クライアントワークで収益を得るようになる。しかし大口クライアント1社への依存でトラブルを経験し、「1つの依存先に頼るのは危険だ」と痛感。自分でYouTubeチャンネルを立ち上げ、企画とアップロード以外をほぼ外注化することで月20万円前後の利益を安定させた。過去の苦い経験が、収益源の分散と仕組み化への執着を形づくっている。
兄の一言「全部やればいいじゃん」
大学時代、就職か起業かで悩んでいた時期がある。親に休学を相談して反対され、行き詰まっていたところに、兄がこう言った。「なんで二者択一になってるの。全部やればいいじゃん」。その一言がストンと腑に落ちた。就職して働きながら、別の収益源を探せばいい。以来「全部やればいいじゃん」は座右の銘になった。
この考え方は、多くのコミュニティが「リスクを取って独立しろ」「いつ仕事やめるの」と煽る空気とは真逆だった。本業のステータスや信用力を活かしながら副業を育てるスタンスに共感できたことが、TEKOを選んだもう一つの理由でもある。使えるものは使い切ってから次を考える。その現実的な判断の軸は、兄の言葉から始まっている。
加入3ヶ月で1億円の不動産を手にした背景
海外輸出では、加入後の1月に月利1万円未満からスタートし、5月には25万円で安定。海外輸出を取り巻く関税ルール変更後はトレーディングカードに比重を移し、単月で120万円の利益を出した。一方で不動産投資への関心は、本業の営業時代に遡る。資産家の顧客を訪問するたび、「お金を持っている人は全員不動産を持っている」という事実に気づいていた。
不動産コースに加入したのは7月半ば。2週間後には気になる物件を見つけ、10月半ばに約1億円の物件を決済した。年間キャッシュフローは200万円。34歳、転職なし、勤続年数が長く年収850万円というサラリーマン属性が融資の評価を押し上げた。副業の収入は3期分の黒字決算がなければ加点されず、むしろマイナスに働く可能性もある。本業の信用力を最大限に活用した、本人らしい現実的な判断だった。
撤退者が増える局面で、続ける側に立つ
海外輸出を取り巻く関税ルール変更は、実践者の多くにとって大きなゲームチェンジだった。しかし本人の反応は「来たか」という程度だった。YouTubeでも収益停止や単価下落を経験しており、プラットフォーム依存のリスクは想定の範囲内。撤退者が増えればマーケットシェアを取り返すチャンスになると冷静に捉え、慌てず今できることを続ける方針を選んだ。
最近読んでいるという稲盛和夫の言葉がある。経営とは「継続の”継”に栄える”営”」。継続することで栄える。YouTube、物販、不動産のすべてを月100万円レベルに引き上げることが次の目標だと語る。極端なリスクを取らず、本業の信用力を土台にしながら、複数の収益源を淡々と積み上げていく。その姿勢の根底にあるのは、やはり兄から受け取った「全部やればいいじゃん」という言葉だ。
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