「夫婦共働きのままじゃ家庭がおかしくなる」30代年収700万円ママ薬剤師ツナマヨさんが語る家庭とキャリアの最適解とは?【TEKO独占インタビュー】
ツナマヨさん
海外輸出コース1期生
夫婦フルタイムの限界と「このままじゃおかしくなる」という実感
ツナマヨさんは34歳の薬剤師。かつては夫婦ともにフルタイムで働いていた。年収700万円という数字だけを見れば安定した家庭に映るかもしれない。しかし現実は、家事の分担をめぐって夫婦間の摩擦が絶えなかった。「誰がやるか」という小さな衝突が日常に積み重なり、子どもに対しても余裕を持てない日々が続いていた。
派遣の薬剤師を辞めたことで、生活は一変した。夫婦の時間が増え、子どもにも穏やかに向き合えるようになり、家事も「こなす」から「きちんとできる」に変わった。あのまま共働きを続けていたら、家庭のどこかが壊れていたかもしれない――夫婦の間でそう振り返ることがあるという。
子どもの受験を前にした夫の反対と、それでも踏み出した理由
海外輸出を始めようとした時期は、子どもの受験が控えるタイミングと重なっていた。夫からの反対は明確だった。家庭が子ども中心に切り替わるこの1年間に、新しいことへエネルギーを注げば家庭のバランスが崩れるのではないか。その懸念は理解できるものだった。
だがツナマヨさんの視点はもう少し先にあった。受験を経て進学すれば、教育費はかかり続ける。だからこそ入る前に始めるべきだと考えた。「絶対に回収する」と約束し、最低限の投資分を取り戻すことを条件に了承を得た。結果として夫はかなり協力的になり、1年後には夫婦で「始めてよかった」と話すようになった。
朝の顧客対応、昼は家庭、夜に検品――子育てと両立する作業リズム
日々の流れは明確に区切られている。朝起きてまず確認するのは、売れた商品の通知や取引先からの連絡といった顧客対応。そこから先は家庭の時間に切り替わり、子どもの送り迎えや食事の準備に集中する。パソコンがあれば家で完結できるという手軽さが、この生活リズムを可能にしていた。
重い作業は夜に回す。子どもを寝かしつけた後、外注スタッフへの指示や届いた商品の検品を進める。出かける必要がなく、特別な準備もいらない。薬剤師としてフルタイムで働いていた頃には考えられなかった、家庭を中心に据えた働き方がそこにあった。
月商3万円の低迷から100万円超へ――外注体制の転換が分岐点に
最初の数ヶ月は月商3万円、5万円という低空飛行だった。同じ1期生の仲間が成果を出していく中で、自分だけが取り残されている感覚は辛かった。今思い出しても涙が出るほどだったという。それでも「マラソンだから」という言葉を支えに、やめずに続けた。
転機は外注体制の見直しだった。それまでは一人のスタッフを丁寧に教育する方針を取っていたが、それでは伸びないと気づいた。合わなければ切り替え、雇う人数を増やす方向に舵を切った。トレカという新しいジャンルへの参入も重なり、9月に月商10万円、年明けには100万円を超えた。
仲間がいるから続けられた――長い目で見る力と、子どもへの眼差し
ツナマヨさんは自分を「一人では続けられないタイプ」だと語る。同じ目標を持つ仲間がいる場所に身を置くことが、自分にとって不可欠だとわかっていた。ライバルでありながら共有できる部分がある。そういう関係性が、低迷期を乗り越える支えになった。
海外輸出を通じて得た一番の変化は、長い視野で物事を捉えられるようになったことだという。子どもの受験に対しても、仮にうまくいかなくてもこの子の人生は変わらないと、良い意味で肩の力が抜けた。失敗してもいいから一歩踏み出してほしい。子どものために動く力は、自分が思っている以上に強い――そう伝えたいと話していた。
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